アベンジャーズ・エンドゲーム(初見)

お題「高校生に戻ったらしたいこと」

 

 僕は今、大学4年生である。浪人を一度しているから高校生の期間は2017年(平成29年)4月~2020年(令和2年)だ。平成で入学し、令和で卒業した。コロナの影響はぎりぎり受けてない。今思えば、僕の世代は貴重といえるのだろうか。

 

 「高校生に戻ったらしたいこと」というか「高校生のとき後悔しているもの」がある。

 それは、

アベンジャーズをちゃんと見る

ということである。

 高校二年生の頃に「アベンジャーズ・エンドゲーム」が公開された。そして、それを友達と一緒に観に行った。

 

 ここまでは普通の話である。なぜ後悔しているのかというと、

僕はマーベルシリーズを観たことがなかった

からである。

 エンドゲームはめちゃくちゃ面白かった。ただ、登場人物のほとんどを知らなかった。知っていたのはアイアンマンとスパイダーマンくらい。それも、映画では見たことはなかった。本当に「知ってるだけ」だった。知らないヒーローがいっぱいでてきて困惑しながら楽しんでいた。なんかアメリカの盾みたいなの投げて戦う奴がいるし、急に緑色の巨人になる奴がいるし、ハンマー投げの王子がいたりした。

 そんな無知でもエンドゲームはすごくワクワクして観れた。ヒーローたちがアッセンブル(集結)するところとかめちゃくちゃかっこよかったし、なんならヒーローたちの間に自分を紛れ込まして妄想していた。

 コロナのパンデミックで、一時期携帯通信量が無制限になった時期があった。その頃に、Disney+でマーベルシリーズをほとんど観た。やっと。そして、めちゃくちゃ後悔した。

過去作みないでエンドゲームみるのはバカじゃん…

 絶対、過去作をみてからエンドゲームみた方が感慨深かっただろうに、もう今更である。あの時観たエンドゲームの記憶を全部消して、もう一度エンドゲーム観たいよ。

 

 大学生になって、高校生に見聞きした芸術作品って重要だと理解している。思春期にみたものや感じたものって将来の自分のアイデンティティになるから。

 マーベルシリーズの過去作を観ていれば、エンドゲームはとてつもない衝撃になるはずだっただろう。もったいないことをした。

 高校生の僕へ。近くのTSUTAYAでマーベルシリーズを借りて観ろ!